体験予約 LINE予約

blog
BLOG

肩こり・巻き肩の原因は肩ではない!?根本原因と改善ストレッチを紹介!

肩こり・巻き肩の原因は肩ではない!?根本原因と改善ストレッチを紹介!

皆様こんにちは!

今回は、「デスクワーク中、いつも肩が重い」「姿勢が悪いと言われる」「肩を回してもスッキリしない」
そんなお悩みをお持ちの方、必見の内容となります!

その原因、実は“肩”そのものが悪いとは限りません。

多くの人が抱える肩こり・巻き肩は、実は肩以外の部位に原因が隠れていることが多いんです。
今回は、ストレッチトレーナーの視点から、根本的な原因と今日からできる改善ストレッチをご紹介します!

肩こり・巻き肩とは?

まずは「巻き肩」「肩こり」について簡単に整理しましょう。

巻き肩とは、肩が前方に入り込み、胸がすぼんだような姿勢のこと。
スマホ操作やパソコンや手作業などのデスクワークが多い方に特に見られます。

この姿勢が続くと、

  • 肩まわりの筋肉が常に引っ張られる

  • 血流が悪くなり、疲労物質がたまる

  • 結果として「肩こり」「首こり」「猫背」などにつながる

という悪循環に陥ってしまいます。

こういった症状が出ると、”肩揉み”をして対処されることもありますが、それだけでは根本改善にはならないことも多々あります。

肩こり・巻き肩の本当の原因は“肩以外”にある!?

肩こりや巻き肩の原因は、肩そのものではなく、体のバランスの崩れにある場合が多くあります。
大きなポイントは「前」と「後ろ」、そして「下(骨盤)」です。

① 胸(大胸筋・小胸筋)の硬さ

長時間の前傾姿勢で一番固まりやすいのが胸の筋肉
胸の筋肉が縮むと、肩を前に引っ張る力が強くなります。
これが巻き肩をつくる大きな原因のひとつです。

💡胸が開かない=肩が前に出る=背中の筋肉が伸びっぱなしになる

という構図ですね。

② 背中(肩甲骨まわり)の筋力低下

肩を後ろに引く力を担うのが、肩甲骨まわりの筋肉(僧帽筋下部・菱形筋など)
この筋肉が弱いと、胸に引っ張られた肩を支えられません。
「姿勢を正そう」と意識しても、すぐに元に戻るのはこのせいです。

③ 首(胸鎖乳突筋・斜角筋)の緊張

肩が前に出ると、自然と頭も前に出るようになります。
すると、首の前側の筋肉が常に縮まり、硬くなってしまいます。
首が前に出る姿勢は「スマホ首」とも呼ばれ、肩こりを悪化させる原因になります。

④ 骨盤の傾き

実は、骨盤も姿勢に大きく関係しています。
骨盤が後ろに傾くと背中が丸まり、自然と肩が前に出やすくなります。
つまり、「肩を治すために骨盤を整える」ことも大切なんです!

肩をほぐす前に!根本改善のためのストレッチ

それではここから、原因ごとの効果的なストレッチをご紹介します。
どれも簡単にできるものばかりなので、仕事の合間や寝る前にもおすすめです!

① 胸(大胸筋)ストレッチ|開く意識で姿勢をリセット!

やり方:

  1. 壁に右手をつけ、肘を伸ばしたまま少し後ろを向きます。

  2. 胸の前側(右胸)が伸びるのを感じながら20〜30秒キープ。

  3. 反対側も同様に行いましょう。

ポイント:

  • 背中を反らせず、胸の筋肉だけをじんわり伸ばす

  • 深呼吸をしながら行うとリラックス効果もUP

② 背中(肩甲骨まわり)ストレッチ|動かすことで姿勢を支える!

やり方:

  1. 両手を前で組み、背中を丸めながら前方へ伸ばします。

  2. 肩甲骨の間が広がるように意識して20秒キープ。

  3. 次に、両肘を曲げて胸を開き、肩甲骨を寄せる動きを10回。

ポイント:

  • ただ伸ばすだけでなく、「寄せる動き」もセットで行う

  • 肩甲骨がスムーズに動くようになると、姿勢改善が加速します!

③ 首(胸鎖乳突筋)ストレッチ|前に出た頭をリセット!

やり方:

  1. 背筋を伸ばして座る。

  2. あごを軽く引き、首を斜め後ろに倒す(上を向く感じ)。

  3. 首の前側が伸びる位置で20秒キープ。

ポイント:

  • 首を無理に反らせず、あくまで「前側を伸ばす」イメージ

  • 肩をすくめないように注意

④ 骨盤・体幹ストレッチ|土台を整えて姿勢安定!

やり方:

  1. 仰向けで膝を立て、骨盤を軽く前後に動かす(ゆらゆら)。

  2. 次に、片膝を抱えて背中を丸め、腰〜背中を伸ばす。

  3. 仕上げに軽く体を左右に倒してリラックス。

ポイント:

  • 腰・骨盤まわりの柔軟性を高めると、上半身の姿勢が自然に整う

  • 「肩が軽くなる感覚」が出る人も多いです!

こんな習慣がある人は要注意!

ストレッチを頑張っても、一時的な改善があるだけで、それ以外の日常の姿勢が悪ければ元に戻ってしまいます。
以下のような習慣に心当たりがある方は要注意です。

  • デスクワーク中、肘をついている

  • スマホを胸より下で操作している

  • 胸を張ろうとしすぎて腰を反らせている

  • 同じ姿勢を1時間以上続けている

お仕事や環境を変えることは難しいですが、なるべく、こまめに姿勢を変えたり、軽いストレッチを取り入れるようにしましょう!

まとめ:体全体を整えて、肩こり・巻き肩を改善しよう!

肩こり・巻き肩の原因は、実は“肩”ではなく、胸・背中・首・骨盤など体全体のバランスの崩れにあるケースが多いです。

肩を回したりマッサージするだけでは、その場しのぎ。
根本的に改善するためには、前(胸)をゆるめ、後ろ(背中)を働かせることが大切です。

ストレッチは「続けること」で少しずつ効果が出てきます。
なるべく毎日の習慣とし、朝起きたとき、仕事の合間、寝る前など、自分の生活リズムに合わせて取り入れてみましょう!

そして、「もっと早く改善したい」「自分の体のクセを知りたい」という方は、パーソナルストレッチを受けるのもおすすめです。
一人ひとりの姿勢や筋バランスに合わせた施術で、驚くほどスッと姿勢が整いますよ!