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運動前のストレッチは逆効果?パフォーマンス向上と怪我予防を両立させるポイント!

運動前のストレッチは逆効果?パフォーマンス向上と怪我予防を両立させるポイント!

皆様こんにちは!

”運動前はストレッチをする”

これは広く一般に広まった常識だと思います。

ところが最近では、「運動前のストレッチは逆効果」「筋力が落ちる」などの逆説を耳にすることも増えてきたように感じます。

一体、どちらが正しいのでしょうか?
本記事では、「運動前のストレッチの本当の効果」と「パフォーマンスと怪我予防を両立するための正しいやり方」を分かりやすくご紹介します!

◆ 結論:ストレッチの種類を理解し、使い分けることが重要!

まず最初に結論からお伝えすると、
ストレッチ自体が悪いわけではありません。

ただストレッチといっても、実は色んな種類があり、大きく「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」があります。

問題なのは、「運動前に長時間の静的ストレッチを行うこと」です。
静的ストレッチとは、筋肉を一定の姿勢でゆっくり伸ばして止めるタイプのストレッチ。リラックス効果や柔軟性向上には優れていますが、直後に激しい運動をすると、筋力や反応速度が一時的に低下してしまうことが分かっています。

そのため、運動前は“動的ストレッチ”をメインに行うことが推奨されています。
動的ストレッチは、体を動かしながら筋肉を伸ばしていく方法で、筋温や心拍数を上げ、神経や関節を運動モードに切り替えてくれます。

一方、運動後やクールダウン時には静的ストレッチを行うことで、疲労回復や柔軟性アップにつながります。
つまり、ストレッチは「いつ・何のために行うか」で使い方を変えるのがポイントなんです。

◆ なぜ運動前の静的ストレッチは“逆効果”になるのか?

静的ストレッチを長く行うと、筋肉の中で「筋紡錘(きんぼうすい)」というセンサーの働きが一時的に鈍くなります。これにより筋肉の反応が遅れたり、瞬発力が出にくくなったりします。

たとえば、短距離走やジャンプ、サッカー・バスケなどのように瞬間的な動きを求められるスポーツでは、静的ストレッチ直後にパフォーマンスが低下するケースもあるのです。

もちろん、軽く体を伸ばす程度なら大きな問題はありませんが、「しっかり伸ばしておこう」と思って長く止めてしまうと、思わぬパフォーマンス低下につながる可能性があります。

◆ 運動前に最適な“動的ストレッチ”とは?

動的ストレッチとは、体をリズミカルに動かしながら、関節や筋肉を動かすウォームアップ方法です。
静的ストレッチのように「止めて伸ばす」のではなく、「動かしながら伸ばす」のが特徴。

屈伸や伸脚、肩回しなどが動的ストレッチに当たります。またラジオ体操も全身の動的ストレッチになります。

「動的ストレッチ」と聞くと馴染みがないですが、実は身近に行なっているストレッチでもあります笑。

こうした動きを行うことで、筋肉の温度が上がり、神経伝達がスムーズになります。
その結果、体が軽く感じられたり、動き出しがスムーズになったりと、自然にパフォーマンスが高まっていくのです。

◆ 体が硬い人は「静的+動的」のハイブリッドが効果的!

一点補足として、もともと体が硬い方や、長時間のデスクワークで筋肉がこわばりやすい方は、「動的ストレッチだけ」では可動域が十分に広がらないことがあります。

そんな場合には、軽い静的ストレッチを取り入れてから動的ストレッチを行うのがおすすめです。

「静的→動的」の流れを作ることで、筋肉を安全に伸ばしつつ、可動域を確保した状態でウォームアップできます。
結果的に、パフォーマンス向上怪我予防の両立がしやすくなるのです。

◆ 運動後は「静的ストレッチ」でリセットを

運動が終わったら、筋肉は収縮したまま疲労物質をため込んでいます。
そのまま放置すると、翌日のだるさや筋肉痛につながることも。

ここで大切なのが、静的ストレッチによるクールダウンです。
深呼吸をしながら筋肉をじっくり伸ばすことで、血流を促進し、疲労回復をサポートします。
また、長期的には柔軟性が高まり、姿勢改善にもつながります。

「運動前は動的、運動後は静的」という流れを覚えておくと、怪我のリスクを減らしながらパフォーマンスを高めていけます。

◆ まとめ:目的に合わせてストレッチを使い分けよう

  • ストレッチ自体は悪ではない

  • 運動前は動的ストレッチが基本

  • 体が硬い人は軽い静的ストレッチをプラス

  • 運動後は静的ストレッチでリカバリー

このように、ストレッチは「タイミング」と「目的」を意識するだけで、効果が大きく変わります。

大切なのは、“自分の体に合った準備をする”こと。
少しずつ習慣にしていくことで、怪我を防ぎながら、より軽やかに動ける体へと変わっていきます。

今日の運動前、ぜひ「動的ストレッチ+ちょっと静的」を意識してみてくださいね✨

◆ セルフストレッチよりも、トレーナーによるストレッチの方が効果が高い!

自分一人で行うストレッチ(セルフストレッチ)はお手軽で十分効果は期待できますが、

自分では「伸ばしているつもり」でも、実際には伸ばしたい筋肉に十分な刺激が入っていなかったり、
逆に必要以上に力が入ってしまって、筋肉がうまく緩まなかったりすることが多いのです。

そんなときにおすすめなのが、トレーナーによるパーソナルストレッチです。

専門のトレーナーは、解剖学や運動学の知識をもとに、筋肉の硬さや関節の動きを一人ひとりチェックしながら、最適な角度・強さでストレッチをかけていきます。

自分では伸ばしきれない深層の筋肉までしっかりアプローチできるため、

  • 可動域の拡大

  • 筋肉の緊張緩和

  • 姿勢改善

  • 運動パフォーマンスの向上

といった効果が、セルフストレッチよりも格段に高まります。

また、プロの施術中は完全にリラックスした状態で受けられるため、副交感神経が優位になり、心身のリフレッシュにもつながります。

当店では、お客様一人ひとりの体の状態に合わせて、
「柔軟性を高める」「疲労を取り除く」「運動前後のコンディショニング」など、
目的別のメニューをご用意しています!

ご興味のある方は、ぜひ体験にお越しください!